小説置き場

□第参話 『違う人格』
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次「お、おい、やべえんじゃねえか?大丈夫なのか?」

キル「どうでしょう。彼がここで死んでしまえばそれまでの器だったということでしょう」

次「っ!?・・・ふっざけんな!!俺が助ける!」

哲也を助けようと飛び出した次郎をキルは大きな鎌で止めた

次「何すんだよ!」

キル「テストにおいて助けは違反です。もし助ければ助けたプレイヤー、助けられたプレイヤー双方のゲームオーバーが決まります」

次「うるせえ!!今助けなきゃ死んじまうんだよ!」

キルは一息ついて分かりましたよ、とだけ言い悪魔から逃げている哲也のもとへ向かった
キル「いいですか?今から術技を出しやすくするためちょっと魔法をかけます。少しキツイと思いますが我慢してください」

哲「早めに頼む!」

キル「ではいきますよ・・・『汝の内に眠るもう一人の人格・・・淵より目覚めよ【ヴァジュラ】」

哲「・・・?・・・っ!!?」

キルが魔法を唱え終わると哲也が頭を押さえて苦しみ始めた。キルは悪魔を魔法で止めている

哲「ぐっ・・・ぐああぁぁぁあああ!!ハアハア・・・あ、頭が割れる・・・ぐうぅ」

次「キル!何をした!!」

キル「今はこうするしかないのです。生き残るには」

哲也は今も苦しみ続けている。見てるだけでも辛くなるくらいに・・・

次「くっそ・・・。哲也・・・がんばれ・・・!」

哲「ぐうぅぅう・・・ああ・・・なんだこれ・・・変な映像が頭にアアァァアア」
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哲「なんだ・・・この映像は・・・」
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?「くっそ!おい!こっちはあと何人!」

??「私たちを合わせて7人だわ!」

□「こりゃぁ・・・やばいねぇ」

■「のんきにいってる場合か」

○「でも・・・ほんとにどうしよう」

●「ああ、確かにこのままだと・・・」

▲「・・・全滅よ」

?「・・・仕方ない。おい、皆聞いてくれ。俺が突っ込んだらすぐに逃げろ」

●「まさかお前・・・」

??「駄目よ!皆で生き残るの!」

■「『??』。行くぞ。こいつの言う通りにしよう」

●「ふざけんな!俺は残る!」

■「馬鹿野郎!『?』の気持ちを踏みにじるきか!」

??「でも・・・でも・・・!」

?「・・・・・お前らは生きろ!・・・じゃーな」

●「『?』ーーーーーーー!」
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