小説置き場
□第四話『悪魔vs人間』
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ギイィィ、バタン
次「いつ見てもすごいなここは・・・」
キル「では、先程の質問に答えましょうか。腰のポーチを見てください。それは今回プレイヤー全員に配られている『・・・ポーチ』です・・・」
哲「・・・・・名前決まってないなら無理に付けようとするなよ・・・」
キル「・・・すいません・・・では、気を取り直して。そのポーチには食料、テント、お金などなど・・・入ってるんです」
次「こんな小っちゃいのにそんな量どこに入るんだ?」
キル「心配は無用。このポーチはそれぞれが別々の空間に繋がっています。その空間に荷物をストックすることができます。取り出すときは取り出したいものをイメージすれば出てきます」
哲「へえ〜、便利だな。ん?じゃあこのポーチを付けている人はプレイヤーってことだよな」
キル「そういうことです。あともう一つ、右手の手の甲を見てください」
次「あ、番号が付いてる・・・俺のは『104』番」
哲「俺は『105』番だ」
キル「その番号はプレイヤー番号です。あなた方は104番、105番目にプレイヤーになったので」
哲「なるほど。んじゃあ、これもプレイヤーを見分ける印なんだな」
その後、キルからいろいろと説明を受けた。この世界のこと、定期的に行われる試練のこと、それと・・・
次「これってクリアしたらなんか褒美とかあんのか?」
キル「クリアすると、クリアしたプレイヤー全員の将来が保障されます」
哲「それって、将来は何も困らないってことか?」
キル「そういうことです。しかし自分の夢のために自体する方もいますが・・・おっと、そろそろゲーム開始の時間のようです」
次「遂に始まるか・・・く〜、ワクワクするぜ」
哲「とにかく頑張ってクリア目指すか!」