小説置き場
□第染話『試練』
2ページ/2ページ
次「耳痛ぇ〜・・・なんだよいきなり」
愛「だって・・・私戦えないもん」
ヴァ「そうだよな。愛海の場合はどうするんだ?キル」
キル「そうですね・・・では特例として次郎君と一緒に試練に挑むことにしましょう」
愛「ホントに!?よかったぁ〜」
愛海は心底安心した顔をしている
愛「あ、でも私ヴァジュラ君とがいいな〜。強いし」
次「なんだと!俺は弱いってか!?」
愛「ねぇ、駄目ですか?キルさん」
次「無視すんな!」
キル「それは難しいですね。これは試練ですから、楽に終わっては駄目ですし」
ヴァ「さっさとやろうぜ」
キル「そうですね。ではもう一つ、この試練であなた達は新たな術技を手に入れます。終わってからか、それとも試練の最中かどうかは分かりませんが」
次「よっしゃ!頑張ろうぜ!」
キル「では、始めましょう。これは強い者を残すための試練ですので弱者には・・『死』あるのみですので」
次郎と愛海が唾を飲み込む。ヴァジュラなんともないようだが
ヴァ「んじゃ、俺からやる。悪魔はどこだ?」
キル「では・・・【我魔界の使者キル、案内人の名において魔界への扉を開通す、現れよ『バアル』】」
キルが詠唱を終えると魔方陣が現れ、そこから『バアル』と呼ばれる悪魔が現れた。今までの悪魔達とは比べ物にならない気が辺りに満ちている
次「すっげ・・・」
ヴァ「・・・少しは楽しめそうだな」
キル「では・・・スタート」
キルの合図でバアルが剣を出し向かってきた。剣を振り下ろす。ヴァジュラはそれを軽く避ける
ヴァ「【雷道の31 雷撃】」
バアルに向かって雷が飛んでいく。ヴァジュラの攻撃は確かにバアルを捕らえた。しかし・・・
ガアアァァア
バアルが雄叫びを上げる
ヴァ「やっぱこんなんじゃ駄目か・・・」
第染話終了
時間ないのであとがき抜きですいません