幾千の流れ星
□閨の悩み事
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私は空さんの事が好き・・・
前に薬馬さんに言われて気づきましたわ。
それから、意識すればするほど空さんの事を好きになってしまって・・。
今更、この気持ちをなかった事にするなんて絶対に出来ませんわ!?
でも、いつかこの気持ちを使えれる時が来るのかしら・・。
「はぁー・・・」
思わずため息が出ちゃいますわ。
せっかく薬馬さんがおごってくれた(正確には空さんに無理矢理おごらされた)団子も今は食べる気にもなれません。
「なんやねーちゃん。ため息なんかついて。
あれか?体重気にしとんか?」
空さんの言葉に私な顔は一気に真っ赤になる。
「今なんぼや?言うてみぃ」
「空さん失礼ですわぁ!!??」
私は真っ赤になって自分の湯飲みを空さんにぶっかける・・はずが、なぜか目の前に私のお茶をかぶった薬馬さんがいました。
「あちぃーーー!?」
「きゃー!?ごめんなさい!!薬馬さん!?」
当の本人である空さんを見れば、ちっちょリーナと大笑いしてましたわ。
薬馬さんに火傷負わせてしまいましたし・・・
なんでこうなるんですのーーー!?