Shortnovel

□髪の毛一本のお代
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都内にある庶民向けのマンションでオレは一人暮らしをしている。

いつもは一人で適当にテレビを見たり雑誌を読んだりして休日を過ごす。

え?今は何やってるかって?

今はソファーに座って雑誌を読んでるけど、いつもとは違う。

いつもは一人、でも今日、オレの隣にはオレの愛しい恋人がいる。

艶のある黒髪のサラサラストレートロングヘアーに白い肌。ふさふさで長い睫毛にいつもオレの事を見つめてくれる漆黒の瞳。
林檎みたいに真赤っな唇。

とりあえず見た目はパーフェクト!

中身は少し難があるかもだが愛してしまえば関係ない。

オレの自慢出来ること第一位は彼である。

ん?何か違うって?

確かに世間一般じゃ男には彼女だろうがオレの場合は彼。

女の子みたいな顔をしてるけど、オレの恋人は彼である。
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