Presentnovel
□My mistake
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『mistake』意味は誤り、ミス。
「え〜そんな事ないでしょ。エミリアさんがモテないとか」
「モテないですよ。出会いなんてないし！いっつも子供達の相手ばっかりですし！！」
ほんのりとした照明が作り出す優美な世界。
一つの広いデーブルを囲う大きいソファー。
そしてそんな広いソファーに女が一人座り、その周りを数人の男が座り、お酒片手に華やいだ会話を至るところでするここは世間でいうホスト倶楽部。
大学生１年生のオレは１ヶ月前から、このホスト倶楽部で酒を運んだり、皿洗いをしたり等の雑用をするバイトを始めた。
まだ酒も飲めない大学生が働くのは普通は無理なのだろうが、この店のオーナーが親の親友である為、特別に許可してもらった。
親も親友が見てくれるならと許可してくれたし、オーナーはオレの事を気に掛けてくれてあまり大変な仕事はまわさない。
だから、こんな簡単な仕事でこんなに貰っていいのかと戸惑う事が時々ある。
オレがこのバイトを選んだ理由。
オーナーが優しい事、バイト代が高い事、そして何より…。
「嘘言うのやめてよエミリアさん。…本気になって後が辛いのはオレなんだからさ」
「もう//ティキさんったら、口説くの上手すぎ///」
このホスト倶楽部No.１ホスト。
オレの恋人ティキ・ミックを監視することである！