Shortnovel
□プレゼントを君に…
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6月6日、その日は朝からシトシトと静かな雨が降っていた…。
そして今日、御生誕記念を迎えた黒の教団エクソシスト神田ユウはいつものようにゆったりとした一日を過ごす…
「神田〜〜vvv」
はずだった…。
「Σも、モヤシ!朝から気色悪い声でオレを呼ぶんじゃねぇ!」
「今日だけはモヤシって呼び方も許してあげますよ♪神田、これを受け取って下さい!」
アレンが差し出した箱を受け取ると、神田はしばらくじ〜っと箱を睨み付けた。
「何だ?…これ」
「誕生日プレゼントです♪神田!お誕生日おめでとうございます♪僕からのプレゼント、受け取って下さいね♪さ、開けて開けて!」
「あ、あぁ…ありがとうな…///」
ほんのりと頬を染めて礼を言うと、アレンに急かされピンク色のリボンを外し中を見ると、そこには大人用の玩具がたくさんあった。
「どうですか!神田!!今晩はコレを使って僕t「死ねぇぇ゛ぇ゛!!!」
神田は怒りに任せて箱をアレンの顔面に叩きつけ、その場から立ち去った。