Shortnovel
□プレゼントを君に…
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「ふぅ〜やっと信じてくれたのか」
「半分な…」
「は、半分…まぁいぃや!んじゃ!さっそく神田にプレゼントあげちゃおうかな!」
「さっさとしろ」
鼻歌を歌いながら、胸ポケットから何かを探すティキ。
「お、あったあった!」
そうして取り出された物は正方形の小さな小箱だった。
「何だコレ?」
「開けてみて」
ティキに言われた通り小箱を開けると、そこには小さなダイヤがはめ込まれた指輪があった。
「ティキ、お前……」
「オレと結婚して下さい…神田ユウ……」
「………は?」
「だから―オレと結婚しt“Σボカッ!!”っ〜何すんだよ〜」
「テメェ、今何抜かしやがった…」
「オレと結婚してって「おかしいだろ…」
「何で?」
「男同士で結婚とか」
「ある国では同性でも結婚出来るよ?」
「…いや、そうだとしてもな、オレはアンタの事よく知らないし、その前にオレら敵同士だし」
「世の中には一目惚れってあるんだよ?お互いの事はこれから知って行けばいいし、イノセンスはオレが破壊してあげるから、神田はこっちに嫁入りで!」
「何で嫁入り何だよ!!」
「神田が女に見えるかr“Σボカッ”…かんだぁ〜痛いよ…」
叩かれた頭を撫でながら言ったティキ。
「お前のせいだろ…もうお前はここでオレに殺されろ!」
言葉が終わると当時に抜き去った六幻をティキに振り落とす神田。
「え!?まぢでちょっとまっ「駄目よ神田!!」
聞こえた声に反応してすんでの所でピタリと止まった神田。
振り向くとそこにはリナリ―とラビ、そしてアレンがいた。