Shortnovel

□プレゼントを君に…
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「お前ら、何で…」

「何でって、そりゃ―」

「神田の誕生日を祝いに来たんですよ、そこにいる天パと一緒に!」

「少年、言い方酷いよ」

「今日は敵味方関係なしに神田のお祝いをしようって集まったの!早く六幻しまって!」

リナリーの一言に渋々と六幻を鞘に納めた神田。

「んで、四人で何をするって?」

「神田のお誕生日のお祝いをするって」

「もうしただろ、あの、はたしてオレへの誕生日プレゼントなのか嫌がらせなのか分からない物を」

神田はプレゼントと言われた数々の嫌がらせっぽい物を思い出した。

「あれもプレゼントよ〜でもここからは四人でプレゼントをあげるの!!」

ニッコリと笑ったリナリー、だがその後ろには黒いオーラがあった。

「そ、そうか…それで四人でくれるプレゼントはいったい…」

リナリーの黒いオーラを感じ取った神田は引き攣った表情で話しを進めた。

「そんなに気になるんですか?かんだぁ〜」

「そんなにあせらなくてもさ!」

「ちゃんとあげるよ♪」

ニッコリと笑ったアレン達はそれぞれの上着やズボンのポケットからライターを取り出した。
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