バサラBLCP 

□狼な筆頭
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俺の主君は例えるなら、狼だと思われます


「天覇絶槍、真田幸村!
主君、政宗様に刀を向けし者は、先ず某と尋常に勝負致せ!」


今度の戦は、確実に勝利の兆しが見て取れた


「Heatupし過ぎるなよ?
幸村」
いつの間にか、傍らに政宗様と小十郎様がいた


「……Are you ready?
Come on!
派手な戦にしようぜ!」
突っ走る政宗様を挟むように、小十郎様と刀と槍を構える


「政宗様、無作為に突き進むのはよくありません!」小十郎様の小言もそっちのけの主君は、
「幸村も派手にPartyを楽しめよ?
Let's showtime!」
と俺に煽りまでかけて来る

しかし、それを心地良く感ずるのも事実
「……小十郎様、後ろは任せましたぞ?
いざ、尋常に勝負!」
俺は
「やれやれ……
同じ年頃の性か……」
と言う小十郎様を信頼して、政宗様を援護する



当然、勝ち戦となったが、俺は勝ち戦になる度、というより戦を気持ち良く切り抜けた日がある意味では恐ろしかった


というのは……
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