薄桜鬼BLCP2
□愛する君の為ならば
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「あん……っ」
千景に肌に唇で紅く跡が残る位吸い付かれる
「お前は自ら俺から離れないと誓った
今更裏切る事は赦さぬぞ?」
「ひ……っ……あ……っ」
ぐちっといきなり下肢の性器を握られ悲鳴を上げる
きっと千景にこの身体は夢中なのだろう
どろりとした精液が千景にの指に絡まり其を煽情的に舐め上げる姿さえ綺麗だと思っているのだから
「淫猥に育ったものだなお前も」
排泄口をぐちゃぐちゃと指で掻き回し容赦なく性感帯を攻め立てる
「ああん……っ」
やがて其処はくずぐずと溶けた様に精液で潤う
イク寸前で指を引き抜かれて
「ひん……っ」
自分の細身の身体がびくりと跳ねると同時に性器を胎内に埋め込まれる
「も……っやだぁ……っ」
強過ぎる刺激に俺は千景の背中に爪を立てる
猫の爪を研ぐ様にきっと紅く腫れ上がる
最も驚異的な回復能力ですぐに治ってしまうのだろうが
じゅぶじゅぶと厭らしい音が聴覚を苛む度快楽の為の生理的涙が流れる
「中に出すぞ?」
彼は何時も通り余裕ななのが少し悔しいけれど、彼との情事は好きだから
「ああん……っ」
精液を彼の腹部に撒き散らし俺は弛緩する
「……平助、お前は勝手に俺から離れる事は赦さないぞ?」
俺は布団で彼の体温に包まれながらそう言われた
「離れられる訳がないじゃん」
だって、譬え血で血を洗う結果になろうと嘗ての仲間と決戦になろうと俺は千景を選んだのだから