薄桜鬼BLCP4

□愛の雫は零れ舞う
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「……ん…っ…や…っ」


連れ込まれた俺の部屋



「大丈夫、痛くはしないから」



そう言って総司は胸元を弄り、乳首を摘む



「そうだな

気持ちよくしてやるよ、お姫様」



左之さんは耳朶を甘噛みしながら、ねっとりした下を中に差し入れてくる




「ん…っ…其、くすぐったい……」


俺は身を捩って快感に流されないように、布団を掴んだ






「ふーん、其じゃ此処はもっと感じていたりして…」



総司はそう言って着物を更に肌蹴させて、性器の裏筋を舐め上げた




「ん…っやん…っ」


俺はピチャピチャと厭らしい水音に耳を侵されながら、先程よりも強い快楽に生理的涙を流す





「…平助、お前って素質あんのかもな

こっちにも精液流れているぜ?」


左之さんは排泄口に指を入れて軽く掻き混ぜ其を事もあろうか、俺の前で指から舐めた取ったのだ



「ん…っ…きゅ…っ

汚いってば…ぁ…っ」


俺は最早裸同然で足を投げ出していた






「ふふ…っ

こっちも興奮しちゃってて可愛いね」


総司は前を歯で刺激して



「序にこっちはさっきよりも溢れていやがるしな」



左之さんは徐々に指を増やして、前立腺を爪で軽く引っ掻いた






「あ…っ…やぁぁん…っ」


俺は其同時の責めに耐え切れる筈もなくて





俺は精液の飛沫を上げて弛緩した




「ふふ、平助の精液飲んじゃった」


総司は如何やら精液を飲んだ様だったが、目を見開くも声を出す気力がなかった



「こっちもどろどろだな」

左之さんもべったり着いて糸引く液体を再び舐め取っているようだったが、俺は2人を虚ろな瞳で見つめる事しか出来ない




「「…何か淫猥」」




2人は同時に何かの言葉を紡いだようだが、俺は理解出来なかった




脳味噌がもう蕩けてしまいそうだった











「じゃ、さっき口に出してもらちゃったし、左之さんからどうぞ」




「何か、総司に譲り渡されるのも気味悪いな」


悪態を吐きながら俺の足を割り開く左之さんの腕を俺は咄嗟に掴んで




「2人のでイかせて?」







俺は総司も引き寄せてそう言った




自分でも何を言っているのか良く判っていなかったが、其でも2人で責めて貰うのが気持ちよかった事は事実で











2人が感じられない情事は嫌だったのだ








「……左之さん……、平助如何しちゃったんでしょうね」


「……いや、少なくともあの目で見られたら悩殺だわ」





「…2人とも俺の事嫌い?」






俺は最早、呂律の回らない舌で2人に迫る








「「嫌いな訳ないでしょ(だろうが)」」





俺はこうして2人に『食べられた』











「「平助…っ、きつくない(か)?」」


ぎちぎちと音を立てながら、俺は滴る2人の精液を中に飲み込んだ





「ん…っ気持ちいい…っ」





大量の精液は螺旋を描く様に足首果ては、足裏まで白く彩った






















「何だかね、平助には負けてばかりいる気がする」



「…2人のでイかせては、あれは予想外だわ」




「僕達って実は平助に丸ごと愛されちゃっていたんですね」


「本人は無自覚だったみたいだが……


今回の情事ではっきりしたな」


















俺は目をゆっくり開いて……




双方にいる総司と左之さんに見つめられている事に、昨日の出来事を思い出して……




赤面してしまった






「…平助、僕としては不本意だったし、其でも2人で話し合って決めた事だから……」



「平助の求愛も聞けた事だしな、2人で平助を愛していく事に決めたんだよ」






俺は2人の求愛に再び赤面して




2人を選び取れない位、身体も心も明渡したい位愛していた事が、身が粟立つ感覚で再び自覚した














「……俺も総司も左之さんも大切にする


……だから、ずっと傍にいて……」




俺は2人を両腕一杯に抱き締めてそう言った






























おまけ



「平助、口開けな」


団子を餌付けする左之さん

とある昼下がり、3人で縁側で茶をしていたこと




「ふふ、可愛い

餡子が口端についているよ」

ぺろりと舌で舐め上げる総司







其処へ偶々、通り縋った一君







「……人払いはさせておこう


総司も左之も節操は弁えろ

平助を困らせてはならぬぞ」


「「一君(斎藤)に借りを作っちゃった(な)」





俺は更に赤面するが、其でも2人は愛おしい訳で……





其を認めてくれる屯所の皆も好きで、大切で









俺は本当に新選組にいられて幸せだと思った
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