ShortNovel

□君ヲ想フ
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晴れ渡る空、2年前からは予想出来ない位平和な世界

「ーなあルルーシュ」

ただ一つ足りないのは隣に君が居ないこと

「もうあれから2年経つんだな…」

ゼロ・レクイエム…僕が枢木スザクでは無くゼロになった日。そしてルルーシュが全て背負って逝ってしまった日

「僕は確かに今はゼロだけどやっぱりゼロは君じゃないと…」

いくら話しかけても返事が返ってくる事など無い

「分かってるんだ。もうルルーシュ、君は居ないことを。だけど心のどこかで、君がコードを継承して今もどこかで密かに暮らしてるんじゃないかって思ってる」

あれからC.C.の姿も見ていない。だからこそそんな事を勝手に考えているのかもしれない

「ルルーシュ…次に会えるならもっと幸せに、普通に過ごしたい」

恋人らしい事をした覚えは1つも無かった

「だから、」

俺はこの世界をずっと守り続ける。君が命をかけて変えたこの世界を

「また会えた時にはきっと幸せに」


今デモ君ヲ想フ
(風に消えた言の葉は君に届いているのだろうか)


 
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