ShortNovel
□チョコレートみたいに苦く、甘く
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「ご存知ですか?今日はポッキーの日なんですよ」
「知ってるさ、それ位」
SOS団の活動が終わり帰ろうとしていたとき不意に古泉がそんな事を言った
今日は11月11日、1が並ぶからポッキーの日なんて誰が考えたんだよ…
「で、それがどうしたって?」
「だからポッキー買ってきたんです」
「古泉、お前完全にお菓子会社の策略にハマってるぞ」
ハルヒまでハマってたしな…今日1日で大分儲けたんじゃないか?
「えぇまあはめられたと言えばはめられたのかもしれませんね」
「認めろ、完全にはめられたんだ」
「まあそれはどうでも良いんですけどね」
古泉がやれやれと言った感じで箱から袋を取り出す
やれやれはお前が思うことじゃない、俺が思うことだ