オリジナル小説〜♪

□私の友達事情
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「亜利沙!おはよ!」
「美由!おはよ!」


わたしは加納亜利沙。
高校1年生。
5年前に両親を亡くして、朝から新聞配達をしています!
家はマンションだけど、叔母さんが家賃を払ってくれている。

美由は、あたしの大親友!
大大だーいすき!
でもね、最近美由は違うとこに行っちゃうんだよね。

話し掛けてくれる子は沢山いるけど、あたしにとっての1番は美由だから・・・。



「亜利沙?どうした?ぼーっとして」
「あ、ううん!なんでもない!・・・あ、あれって岬先輩じゃない?」
「ホントだ!じゃあまたね!」
美由は行ってしまった。
そう、美由は先輩のとこに行ってるの。
好きって言ってたからなぁ。

あたしが美由を見ていると、先輩と目があった。
あたしはすぐ目を逸らして、教室まで歩いて行った。

「亜利沙ちゃんおはよう!」
「おはよ!」
あたしは勉強も運動もできるほうだ。

努力したから。

あたしは一度席に座ったけど、すぐにトイレに向かった。



あたしと美由は、幼稚園からの親友だった。
だから、あたしの両親が死んだときも美由が慰めてくれた。


なのに、あたしたちの仲はそんなので壊れちゃうの−・・・?
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