企画モノ

□1000Hit企画!!紫凰様へ
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「とーちょうっ」

そう呼びながら、都庁の腕に抱き着く。
都庁は一瞬バランスを崩すが、すぐに体制を立て直した。

「新宿…」
「ん〜?」
「いきなりすると危ないだろう」

呆れたような顔で溜息を吐いた。

「別にいいだろ?」
「はぁ…」

再び溜息を吐き、眼鏡を押し上げた。
都庁をみると、都庁の顔が少し赤くなってるような気がした。

「都庁」

そう呼び、都庁を俺の方に振り向かせる。
そして、少し背伸びをして都庁にキスをした。
ちゅっ、というリップ音が俺の中で響く。

「なっ!っ〜…」

都庁は顔を赤らめ、驚いていた。
俺は悪戯が成功した子どものような顔をして、都庁に話し掛ける。

「な〜に照れてんだ?」
「っ、うるさい!」

その必死になっている表情が妙に可愛く思えて、少し笑えてくる。

「前ちゃんはかわいいな〜」

と茶化しながらいうと、突然都庁が黙った。
俺は不思議に思い都庁の顔を覗き込もうとすると、いきなり口づけをされた。
そしてそのまま壁に押し付けられる。
始めは呆然としていたが、俺はだんだんとそれを受け入れた。

「ん…」

目を閉じ、都庁からの口づけを受ける。
俺の舌と都庁の舌が絡み合い、身体が熱くなる。
しばらくそれを堪能し、どちらともなく身体を離す。

「は…ぁ…」

都庁は壁伝いにずるりと落ちそうになる俺を支えて、話し掛けてくる。

「これでも、私はかわいいか?」

そう笑いながらいわれ、俺は小さく「んな訳ねえよ」と答え都庁に抱き着いた。

「お前は、かっこいい。」

そう都庁の耳元で囁いた。


――――――――
後書き
更新が遅くなり、申し訳ありません!
やっと出来上がりました!!
都庁×新宿の甘甘デレデレ
二人ともラブラブすぎて、書くのが遅くなりました。←
しかし、デレを書くのって難しいですね
(-"-;)
紫凰様、こんな作品でもよければ受け取って下さい!
リクエストありがとうございました!



´ω`

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