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□学パロ
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学パロ設定

ミラトレ学パロ第1話
〜始まり〜

屋上の扉を開けると、太陽の光が目に入り少し細める。
ギイッ、という錆び付いた音を立てて扉が閉まった。

「新宿。ここにいたのか…。」
「お、都庁、お疲れ。」
「お疲れじゃない!私がどれだけ探したと思っている!」
「そんなに怒るなよ。広がるぞ。」
「広がらん!!」

そう私は、授業中にも関わらず新宿を探していた。
何故かはわかるだろう、私は先生方に頼まれて、こいつを探しにきたんだ。

「はぁ…、新宿さっさと教室に戻るぞ。」
「嫌だ。」

そういって新宿は地面に寝転んだ。
まだ30分ぐらい授業あるぞ、と思いつつ新宿を眺めた。
新宿は隣にこいというように手を振って私に寝転がるよう促す。

「新宿。」
「いいだろ、たまには。」

はぁ、と大きな溜息を吐き、
「仕方ないな、今回だけだぞ。」
と言いながら、寝転ぶ。
太陽の光を受けたコンクリートの地面は少し暖かくて心地好い。

「先生方にどう説明すればいいんだ?」
「俺が見つからなかったとかにすれ…ば…」
「新宿?」

どうした、と言おうとしたが新宿が眠っていたのでそのまま口を閉じた。
そして新宿に気付かれないように頬に手を添え撫でる。
その瞬間、新宿が少し動き手を止める。
起きたのかと思い新宿の顔を覗いて、寝ている事を確認するとほっと息を吐く。

「新宿――だ…。」

風が吹くのと同時に小さく自分の気持ちを発する。
この気持ちが新宿に届けばいい…
そう思いながら新宿から手を離し、私は目を閉じた。



学パロ第一弾
なんだコレ…。
ベースは最初都庁⇔新宿、後々都庁×新宿のつもりなんですが、全然訳わかりませんね(´へ`;)
これからもう少しマシな文章を書くようにします。
番外として新宿一家も書きます(笑)
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