Nov

□sweet perfume
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「あっ!ゃ…」

触れていた新宿さんの先を擦ると、新宿さんから甘い声が漏れる。

「あっ…逸巳…」

そういわれると俺は新宿さんのシャツを肘までずらし、肩甲骨にキスをした。
新宿さんはその感触でも、小さく声を漏らす。

「…凜太郎」

新宿さんのを触っていた手を新宿さんの口元に持っていく。
そして、先走りで濡れた指を口の中に入れた。

「ん…」

声を漏らしながら新宿さんはゆっくりと俺の指を舐める。
しばらくしたら、新宿さんが指から口を離し俺に話し掛けた。

「…なぁ、逸巳…」
「ん?」
「向き合ったら、駄目か…?」

少し考えた後、いきなり振り向かせキスをした。
それと同時に新宿さんのナカに唾液で濡れた指を二本挿れた。

「んんっ!」

くぐもった声を出しながら、俺の肩に置いていた手に力が入る。
俺は新宿さんが落ち着くまで待つ。

「は…ぁ」
「凜太郎、大丈夫か?」

新宿さんに問い掛けるとコクリと頷く。
その動作を見ると、ゆっくりと指を動かす。

「しっかし、凜太郎はいつまでも指挿れるのなれねぇよな〜」
「っ、うるせっ、っ!」


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