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□[捧げ物]I envy the person excluding you.
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「っおい、都庁!」

あれから少し歩いて、駅に着きホームからミラクルトレインに乗り込む。
ドアが閉まると私は振り向き、新宿を抱きしめた。

「都…庁?」

驚いたように私の名前を呼ぶ新宿を少し力強く抱きしめる。

「新宿、あまり他のやつに抱き着くな…私だって嫉妬ぐらいはするんだ…。」

そういって新宿の肩に顔を埋める。
しばらくすると新宿からクスクスと笑い声が聞こえた。
顔をゆっくり上げて、新宿を見るとすごく幸せそうな顔をして笑っていた。

「新宿?」
「いや、俺って愛されてるなーって思ってな。」

そういって、首に腕を回され軽くキスをされる。

「し、新宿?」
「都庁、愛してるぜ…誰よりも。」
「…私もだ。」

それから今度は私からキスをする。
自分の中で何かを誓うかのように―…。
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