イリヤ

いりや




週刊少年サンデーに連載の「マギ」の登場人物。





概要


週刊少年サンデーに連載の「マギ」の登場人物。
CV:川澄綾子

プロフィール
出身不明
立場マギ
年齢15歳→18歳
身長165(162)cm→167(165)cm
体重47kg
家族構成兄1人
特技魔法
趣味商売、鍛錬
好きな食べ物林檎
嫌いな食べ物
好きなタイプ特になし
嫌いなタイプ好戦的な人
好きな休日の過ごし方散策
悩みごと堕転のこと
弱点





人物



あてなく世界を巡る旅人。黒いルフに愛されし「マギ」の一人。
チーシャンにある第7の迷宮(ダンジョン)『アモン』の入口に佇んでいた際、アラジンアリババに巻き込まれ迷宮に入るも、共に迷宮攻略を果たした。

迷宮攻略後に飛ばされた草原で行き倒れていたところを練白瑛に保護。一時的に身を寄せ、その際に白瑛の平和を想う心と信念に賛同した。また彼女の部下、青舜に双剣の剣術を学んだ。その後、アラジンと再会すると、白瑛たちと別れを告げ、アラジンと共にアリババとの再会を夢見て砂漠越えを遂げた。
アリババに会うためアラジン、モルジアナバルバッドへ向かった先で兄・ジュダルと再会。傍若無人のジュダルに怯えるも、アラジンを守るべく決死の覚悟で対峙、惨敗した。ジュダルがウーゴにより瀕死になった際は自らの体を張って彼を守ろうとした。
ジュダルを庇ったことにより練紅玉に気に入られるが、罪のない人々を傷つけた彼女に真っ向から異を唱えた。その後は和解し、紅玉からはかなり慕われている。
シンドリアでは、ジャーファルに“守るための戦い方”を教わる。アリババ達と共に第61迷宮『ザガン』に向かい、攻略。白瑛の実弟・練白龍を王として選ぶ。
その後の旅立ちでは、アラジン達を別れ、自身の力を制御するため修行の旅に出た。

左目が黄緑がかった黄色、右目が赤色のオッドアイ。ジュダルと同じ色である右目を気にしており、前髪で隠している。男らしい服装と振る舞いから、出会う人にはほぼ男性と認識されている。
商隊にいた経歴を持つためか社交性が高く紳士的。女性にモテるが本人はさほど気にしておらず、その手の教えを学ぼうと虎視眈々と見つめるアリババを茶化したり、場を和ませるなどユーモアに溢れている。
反面、他者と一定の距離を保つ傾向にあり、アラジンとアリババに冒険に誘われた時は難しい顔をみせていたが、彼らの言葉に背を押され、共に冒険へ行くことを約束した。
商売上手で金銭面にはわりとがめつく、迷宮アモンの中で見つけた珍しい品々を見て目を輝かせていた。迷宮攻略の後、無一文になったことを根に持っており、以降金銭は持ち歩ける程度に留めておくと堅く誓っている。

普段は冷静かつ真人間であるが、稀に憤怒すると感情的になり収まりがつきにくい。情が厚く特に運命に苦しめられて居る人を放っておけない性質。平和主義で、内心では自分が傷付くのも誰かが傷付くことも嫌っている。
酒癖が悪く、一度酔うとキス魔の泣き笑い絡み上戸と手につけられない面がある。

生まれながらに堕転しており、黒いルフを操る。相性のいいルフは4型(雷)。雷魔法と命魔法、氷魔法を得意とする。
「マギ」の役目から目を背けていた頃は魔法もほぼ使用していなかった。代わりにフィジカル面を鍛えており、魔法を使わずともでも少々の腕は立つ。ただし魔道士特有の低体力により、体力の消耗が早く力技も苦手。
基本的には魔法を使い強化しながら戦うことが多い。特に生命を司る「ザガン」を持つ白龍とはルフの相性がいい。
他者の黒ルフを吸収し自らの力に変換する能力を持っている。一定の量を超えると黒ルフの影響か深緑の髪が黒に近くなり、右目も赤黒くなる。
武器は商隊時代に旅立つ選別としてもらった二本の金属の太刀。魔法を使う際は、矛先や柄の先端についている赤色の石を基準として放っている。修行後は似た形状の身の丈ほどの杖を使用しており、近距離戦になると分離させて二刀流にしている。

長らくアル・サーメンから逃げることを第一としてきたが、アラジンとアリババと出会って彼らとの未来を描き、ジュダルと再会を経て、兄を組織から解放すること・堕転から脱することが目的になった。
さらに「マギ」として初めて選んだ王候補である白龍との出会いにより、「マギ」の役目にも少しずつ向き直るようになる。
ザガン攻略後、白龍とアリババがかかったイスナーンの術の開発発端が自身にあると知り激しい動揺をみせたが、白龍に鼓舞され立ち上がった。以降、白龍に対して好意を抱いている。
なお自身に向けられている好意については自覚の有無に関わらず沈黙を貫いている。

世界会談ではユナンに半強制的に誘われ、アラジン・ティトスと共に参加。アルマトランの出来事を聞き、自身がアルマトランで生まれた黒いルフの集合体でできた存在だと悟る。
アリババ・モルジアナがアラジンに駆け寄った際は遠くから見ているだけに留まり、ユナンの問いかけに「世界のためを思うなら俺はいない方がいいんだろう」と淡々と述べた。黒ルフの加護がある自身だからこそイル・イラーの降臨を阻止するために力を尽くしたいと告げるも、自身を禍いのマギと呼ぶ練紅炎に正論を突き出され「世界のためと謳うならば此処で死んでみせろ」と一刀両断される。
その後、練玉艶を殺し、紅炎と戦う意志を唱えた白龍の真意を知るために、会談に乗り込んできたジュダルに白龍のところへ連れて行くよう懇願し、半ば強引に白龍の元へ向かった。

帝国の帝都・洛昌にて白龍と対面。彼の真意を知り、共に紅炎を倒すよう協力を求められるが武力での策に納得できず拒んだが「マギ」として、友として、白龍の求める道を見定めるため、白龍の側にいることを決意する。
この時、白龍にベリアルの能力を発動されかけるが「いくらベリアルでも8型魔法合戦じゃそいつに敵わねぇよ」とジュダルの横入りによって未発に終わっている。

アリババ・アラジンが白龍・ジュダルと戦いを余儀なくされると、白龍へ制止を求めるもジュダルに阻まれる。彼の口から血の繋がりがない兄妹だと知らされ、今までの態度と打って変わった無関心の眼差しを向けられたことにより戦意喪失。
そのままジュダルの転送魔法により、過去に自身が閉じ込められ育った場所に酷似している場に幽閉される。その後、実体ある少女と対峙。劣勢となるが乗り越え、ジュダルが施した魔法を破り外へ脱出した。
洛昌に戻るも終盤に差し掛かった戦いを止めることはできず、戦いの果てを焼きつけることに。結果、兄ジュダル、友アリババを失い、深い悲しみを負う。
それでも尚、紅炎を討とうとする白龍に反論するも届かず、決別を言い渡される。ザガンの能力で眠らされた後はアラジンに託された。

皇位継承戦争では、紅炎に同行を許可を乞い参戦。白龍を止めることを目的としていたため、紅炎とは対立していたが、全てを終えた後、自身の命を奉げると誓い了承を得た。
劣勢を強いられた白龍の危機を捨て身で救った際、左腕を失う。

紅炎の処刑後、復讐を終える決意をした白龍から黒いルフが消えて白いルフに戻ったところを目撃し、涙を流して喜んだ。
煌帝国第四代皇帝に即位した白龍の「マギ」として仕える。

最終章では、独立戦争の責任を問われ退陣した白龍と共に行方を眩ましている。



過去



アル・サーメンに生み落とされ、特別な「マギ」として育てられた。
物心つく以前から兄ジュダルと共に育ち、彼を「お兄ちゃん」と呼び慕い、怪我をしたジュダルを治すために魔法の習得を試みる、優しき心を持つ少女。自身の雷魔法に驚いて泣き出すなど、泣き虫で臆病な面がある。
煌帝国の神官として仕えていたジュダルとは違い、アル・サーメンの中でも限られた者しか入れない部屋で隔離されていたため他者との交流はほとんどなかった。外の世界を知らないため憧れはあったが、ジュダルがいればいいと現状に満足していた。

大きくなるにつれ、周囲の人間が行方不明になる事件が多発。自分といると不幸になるとジュダルすら拒むようになるが、励まされ守ってくれる兄の存在に安堵し、自ら接する相手はジュダルのみになる。
4型のルフと相性がいいことから、同じ性質を持つイスナーンから魔法を教わっていた。

知人がジュダルに惨殺されているところを目撃したことから、ジュダルの態度が一変。面倒見のいい兄から、狂人と化す。自らを所有物として玩具のように扱われるようになり、日に日に心を閉ざしていったが、ある時アル・サーメンの計画の一部を知り、組織とジュダルから逃れるため、学んできた魔法を知識を駆使して部屋の結界を破壊。逃走を図る。

最中、商隊に拾われ、世で生きていく術を教わり、人の温かさを思い出す。
兄、そして組織から逃れるべく、長かった髪を切り落とし、片目を隠して、服装も口調も全て変えた。
それから三年後、商隊からの脱退し、ひとり旅立つ。

そして旅の中、アラジンたちと出会う。



関連タグ



マギ アル・サーメン
アラジン(マギ) アリババ・サルージャ モルジアナ 練白龍
ジュダル 練白瑛 練紅玉 シンドバッド(マギ) ジャーファル


個別タグ
おねにいさん お兄ちゃんホイホイ イリヤさんマジイケメン お兄ちゃんこっちです 謎の踊り子さん

コンビ・グループ名
信号機カルテット アモン攻略組 ザガン攻略組 林檎コンビ 黄緑コンビ イケメン女子組
黒マギ兄妹 豆腐組 マギクインテット


カップリング
龍イリ アリイリ ジュダイリ
イリババ イリモル イリ玉











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