白原弥生
しろはらやよい

『イナズマイレブン』シリーズの登場人物。




「私は一体何者なんだろう」

「なにも変わらないよ。皆で笑い合える、楽しいサッカーが大好きだから」


CV:茅野愛衣


プロフィール


イナズマイレブン

帝国学園所属の2年。ポジションはMF。
帝国唯一の女性選手。ユーティリティプレイヤーで、試合ごとにポジションが変わっている。
背番号は帝国17番、雷門18番、白恋18番、ジェネシス12番。
出生日は3月15日。


FF編(1期)

サッカーは楽しむものという姿勢を持っており、圧倒的勝利を誇りに掲げる帝国の選手としては異質な存在。
当時弱小チームだった雷門中と試合し、圧倒的な実力差を前にしても闘志を失わない円堂たちに興味を持つ。雷門イレブンの練習を密かに見学することがあるが、神出鬼没のため、よく驚かれている。

その後、雷門にスパイとして潜り込んでいた土門の離反や、帝国が40年間無敗を誇る裏には全て帝国学園総帥であった影山零治の陰謀があったことを知り、思い悩む鬼道を支えながら、雷門との再決戦の直前にサッカー部メンバーと共に離反する。

地区大会決勝で負傷した鬼道に代わり、本選1試合目ではキャプテンマークをつけて試合に挑むも、影山の息のかかった世宇子中に完膚なきまでに叩きのめされて病院送りを余儀なくされた。
退院した後は、仇を討つため雷門へ転校した鬼道の代わりに帝国サッカー部の指揮を取っている。
雷門が世宇子と戦った際は会場で勝利を見届けた。

基本的に表情も声の抑揚も乏しいため無表情に見られがちだが、キングペンギンにゴーグルをつけようとしたり、冗談を口にしたり子供らしい一面もある。
佐久間のことをさっきゅん源田のことをと呼ぶなど渾名をつけて呼ぶことが多く、続編のGOでも渾名癖は健在。
どこでもすぐに眠る等、自由奔放な振る舞いが多い。


「脅威の侵略者」編(2期)

響木監督から要請を受け、イナズマキャラバンへ参加し各地を巡る中で、幼馴染・吹雪と再会を果たす。
以降、吹雪と行動を共にしたり、雷門イレブンの一員として絆を深めるも、士郎とアツヤのすれ違いや、自身の記憶の関係等、様々な要因から頭を悩ませることが多くなった。
自分をキャラバンへ送り出してくれたチームメイトが洗脳され愛媛で対峙した時は、悲惨な結末に涙を流した。

アフロディが雷門イレブンの助っ人として登場した際は、過去のわだかまりを一発殴ったことにより消化、和解した。
故意で誰かの顔面を拳で殴ったのは総じてこの一発だけで、普段の言動をよく知っている鬼道でさえも驚いていた。

エイリア学園との戦いの中で次第に記憶の欠片を取り戻し、ダイヤモンドダスト戦のガゼルがきっかけとなって完全に記憶を蘇らせたものの、カオス戦後に現れたグランにより記憶を改竄され、ザ・ジェネシスのキューレとして雷門イレブンと戦った。
その後、鬼道や吹雪、円堂らの呼びかけに応える形で自ら洗脳を解き、雷門イレブンとしてジェネシスを打ち破り、吉良と和解する。

エイリア学園との戦いを終えた後は仲間の待つ帝国に戻った。


FFI編(3期)

韓国代表ファイアードラゴンの男性選手・灰原皐月として参戦。
イナズマジャパンに破れてFFIから敗退したが、久遠にスカウトされてイナズマジャパンがライオコット島へ行く際にトレーニングサポートとして加入。
公式試合に女性選手が出られないことを踏まえてのサポート役だが、これまで一貫して選手としてフィールドに出ていた経緯から、実力を知るチームメイトからは戸惑いの声があがっていた。

前科がある不動に難色を示していたが、鬼道や佐久間と共にピッチに立ち、チームKと戦った際に和解。
イタリア代表オルフェウス戦でサッカー選手としての情熱を取り戻した影山自身と和解するも、直後に影山は事故死してしまった。

イナズマジャパンを支えていくも、チームメイトたちと過ごし試合を見ていく中で、選手/サポートの違いに複雑な心境を抱いていたが、や吹雪の後押しもあり、FFI後も選手としてサッカーに携わっていくことを決めた。


家族構成

北海道生まれ。父は病死している。幼少の頃から吹雪兄弟と共に過ごしていたが、吹雪家の雪崩事故・自身の母親の失踪から身寄りがなくなり、知り合いの吉良が経営するお日さま園に移住。

幼い頃から共にいた士郎との突然の別れに塞ぎこんでいたが、ヒロトたちと過ごす中で笑顔を取り戻してく。「サッカーをしてたら、またいつか士郎と会えるかもしれない」と士郎との繋がりでもある大好きなサッカーを続けて過ごしていくものの、エイリア石の発見を境に変貌した吉良や周囲の陰謀により、裏切り者とみなされ、記憶を末梢されて追放された。
その後、影山に引き取られて帝国学園に転校。一時期影山と共に住むが、影山が逮捕された以降は鬼道家に居候し、後に一人暮らしをはじめる。

お日さま園にいる仲間を家族のように思っており、エイリア学園の問題が解消された後は、吉良のことも第二の父と呼んでいた。
FFI中、ライオコット島で行方不明だった母親と再会を果たす。


イナズマイレブンGO



雷門・帝国のサッカー部に神出鬼没で現れることが多く、雷門の監督の円堂・コーチの鬼道と共に雷門サッカー部を支援した。
イギリスリーグでプロとして活躍し、女子サッカーを優勝に導いたが、以降表舞台には立っていない。霧野に問われた際、「今はちょっと休憩中」と答えていた。

打倒フィフスセクターを掲げるレジスタンスの一員であるが、その実フィフスセクターと繋がっており、シイドシュウジの部下。
彼の正体を知っている上で、かつてのサッカーを取り戻すために双方の情報を統括し協力していた。
ホーリーロード最中、雷門の越えるべき壁として、自身がコーチをしているチーム・ブルーバードの存在を明かして雷門に試合を挑んだ。

劇場版「究極の絆グリフォン」の小説版では、ゴッドエデンにて白竜が率いるアンリミテッドシャイニングシュウが率いるエンシャントダーク並びにゼロのコーチを担っていたことが判明。

神童に慕われており、お日さま園の繋がりから狩屋とも親しく、霧野の憧れの選手だったりの目標だったりと、登場人物に影響を与えてる。
ギャラクシー編(GO3期)ではレジスタンスジャパンに所属する白竜とに対して、コーチである不動に「二人のことよろしく」と伝えるなど、教え子たちの成長を見守っていた。


イナズマイレブン アレスの天秤


白銀のプリンセス」。

白恋中MF。
2016年12月9日の放送『イナズマイレブンウォーカー』内イナズマイレブンアウターコード第1話で、吹雪兄弟と共に白恋中にて登場。
今作ではエイリア学園の襲撃が無かったパラレルワールドの世界を舞台としており、本来の設定とは全く異なる設定が作られている。その主な設定として、以下のことが現時点で判明している。

  吹雪家の雪崩事故が起きていないため、お日さま園に行かず北海道に滞在していること
  帝国学園におらず、白恋中サッカー部でMFをしていること
  前作のFFに参加してないこと

以上のことから1期の経緯すらなくなっているため、視聴者からは賛否両論の声があがった。
2018年1月21日開催の『イナズマイレブン大復活祭』で上映された『イナズマイレブンReloaded』にて、雷門とバルセロナ・オーブの親善試合を白恋で吹雪らと共に観戦して、自身と同じくダイヤモンド系の必殺技を持つクラリオの「ダイヤモンドレイ」を食い入るように見ている姿が映っており、今作でもサッカーへの熱意は変わらない様子。
前作での異名「白銀の皇女(みこ)」が、今作では「白銀の皇女(プリンセス)」になっている。


特徴


長い白髪と赤目、アルビノ的容姿と、チームによって色を変えている髪飾りが特徴。
帝国は赤、雷門は青、白恋は水色、イナズマジャパンは朱色。アレス軸の白恋では上部が水色、下部がピンク色と二色になっている。
ただし、ソックスは雷門ユニフォーム時でも帝国の深緑色のものをはいている。

記憶喪失の経験からか感情の波が極端に低く、俗にいう不思議系だったが、仲間との繋がりや記憶の復活を経て少しずつ表情も豊かになっている。
マイペースな行動が多く、かなり天然な部分が多くみられるが、登場人物が悩んでいる時に的確な言葉をかけたり、図星を付いたり等の描写が多々されているほど、他人を見ること・直感力に長けている。
しかし、どれも無意識的に行っていたものであり、2期でアツヤのことで悩んでいた吹雪、3期でサッカーをやめると決意した豪炎寺等、意識的に言葉をかけることは得意ではないよう。

フィールド内では鬼道と並んで戦術を考案するほどの頭脳の持ち主。特に洞察力は一級だとアフロディが称していた。
対して自分に関しては無頓着で、3期では不動に指摘されている。

儚げな容姿・掴みどころのない性格と試合中のギャップから、秋葉名戸中にいたく気に入られており、内部でファングッズが作成されていた。
幼少期につけられた異名の白銀の皇女、帝国での活躍でつけられた帝国の女王がある。
アフロディから「セラフィ」、デザームバダップに「白銀」と呼ばれるなど、本名以外の呼び方をされることも多い。

北海道からお日さま園、影山家、鬼道家、一人暮らしと転々としていたり、記憶を消されたり天井から突き落とされたり改竄されたり等ヘビーな環境下にいるが「楽しいサッカーがしたい」を一貫している。

鬼道が雷門へ転校し、キャラバンから帝国に戻って以降帝国サッカー部のキャプテンを務めている。
3期の最終話の卒業式サッカーでは、帝国イレブンを率いて、この日のために準備した赤マントをなびかせ、1期の帝国VS雷門戦を彷彿させるような口ぶりをして鬼道や雷門イレブンにサプライズをけしかけていた。




キューレ
エイリア石に洗脳されザ・ジェネシスの一員になった弥生の姿。名は戦乙女(ヴァルキュリー)から。
二束に分かれた髪とエイリア石の欠片が閉じ込められた髪飾り、ハイライトが入っていない紫がかった瞳が特徴。
記憶の改竄から雷門イレブンのことは一切覚えておらず、瞳子を騙したお日さま園(エイリア学園)の敵だと認識していた。
敵視しているが故か、普段よりも少々気が強めで「女王」のイメージに近い。




灰原 皐月(はいばら さつき)
韓国代表ファイアードラゴンのMF。背番号は18。特徴である髪を一まとめにしている。
ファイアードラゴンの参謀として「竜の使い魔」と呼ばれていた。
イナズマジャパンとの試合中に負傷して途中交代を余儀なくされ、試合に戻ることなく敗退を見届けたが、悔いのない試合だったと笑顔を見せた。


必殺技


()内はパートナーの名前。

個人技
 ダイアモンドバード
 ミストミラージュ
 風幻
 ストライクイーグル
 アーク・フィールド
 カレイドスコープ
 グロリアス・エッジ

個人技(キューレ)
 ダークネス・インフィニティ
 クロス・チェーン
 
個人技(皐月)
 アイスフォール

連携技
 キングペンギン(佐久間)
 ツインブースト(鬼道)
 アイスミスト(吹雪)
 エターナル・ダイアバード(アツヤ)
 神風(風丸)
 ラビリンスビジョン(鬼道)
 ダイヤインパクト(ガゼル)
 ギガントフォグ(円堂)
 アークエンジェル(吹雪)
 シャイニングブレード(ヒロト)
 ブラストファイヤ(豪炎寺)
 グランツレジェンド(鬼道・吹雪)

連携技(キューレ)
 ダークコスモ(グラン)

連携技(皐月)
 カオスブレイク(アフロディ、南雲、涼野)


本編で使用した試合はないがデスゾーンも習得していた。
ユーティリティプレイヤーということもあり、個人技でシュート・ドリブル・ディフェンスの各必殺技を網羅している。連携技も豊富。
基本的には個人技は光輝・氷・幻と三種の系統が中心になっているが、禁断の技であるストライクイーグルのみ、他の禁断の技と同じく動物がモチーフになっている。
ゲーム版では風介(ガゼル)とノーザン・ムーン、晴矢(バーン)とサンライト・フレアを習得する。


余談


雑誌にて、もしもお日さま園にそのまま滞在し宇宙人として戦っていたら、新チーム・アビスのキャプテンになっていたという没案が書かれていた。
このことからpixivではグラン・バーン・ガゼルの3TOPに加えて描かれている場合、4TOPとしてタグ付けされている。

1期の時点では帝国生として特に双翼のポジションにいた鬼道と描かれることが多かったが、2期に入り吹雪が登場すると雪組の名称で描かれることが多くなった。
、GOでは大人組はもちろんのこと、世代を超えてさまざまな人物と共に多様な一面を覗かせている。
単体イラストには吹雪ホイホイのタグ、ぶっとんだものには鬼道さんこっちですのタグがつくことが多い。
また、異名をそのまま使用することも多く、特に麗しいものは白銀の皇女、サディスティックなものに帝国の女王がつけられている。


関連タグ

イナズマイレブン イナズマイレブンGO アレスの天秤 一級フラグ建築士

関連チーム
帝国学園 雷門イレブン ファイアードラゴン イナズマジャパン ブルーバード 白恋中

個別タグ
白銀の皇女 帝国の女王 吹雪ホイホイ 鬼道さんこっちです 白銀のプリンセス

関連グループ
赤目組 雪組 キングペンギン組 4TOP
神風組 神と天使 カオスブレイク組 マネージャー組 
ミスト組 白白組 
白恋幼馴染トリオ プラチナダイア





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