キリ番
□あいらぶ☆ふうか
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「風花とデートですか?」
こっそり表に出ようとする悟浄をすかさず八戒が呼びとめる。悟浄は『うっ』と小さく声を出すとゆっくり八戒を見つめた。
八戒は笑顔だったが、その眼は吊り上っている。
怒ってる怒ってる・・・。
「あーら・・・ご、御機嫌麗しゅう・・・」
「あはははー楽しんで来て下さいね(棒読み)」
怖えー・・・おっと風花ちゃん待たせたらイケナイなっと・・・
ん?あ、風花がナンパされてやがる・・・
お目が高いねー・・・でもソノ子は俺の子猫チャンだからvvvv
「お嬢チャンーお茶しない―?」
「い・・・嫌です!やめ・・・・」
しつこく風花の手を引く兄ちゃんを俺が蹴り飛ばす。
「俺の子猫チャンに触れないのv」
「あ、悟浄・・・・。」
俺達は喫茶店に入った。
平日だったからか、喫茶店はガラ空きで貸しきりのようなものだった。
「風花ちゃん何にすんの?」
「えーとぉ・・・ケーキセット!!!!」
可愛い〜vvvvv
流石、オンナノコだねぇVv
俺も風花ちゃんと同じやつを頼むと風花とのトークを開始した。