短編

□いざ!!
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(風間と沖田)






ふむ、どうするか



校門には風紀委員がいる

その周辺の柵は危険区域だろう、奴らの目ざとさはとっくの昔に学習した

ならば裏門はどうか?

だが恐らくそこには風紀委員よりもたちが悪い保健室の悪魔が陣取っているはずだ

いやはやどうするものか






「どうする?降伏する?」

「はっ。降伏だと?ふざけた真似を」

「じゃぁどうする気?」

「知れたことよ。奴らに気付かれずこの柵を上り切る」




それちょっと無理じゃない?沖田は遥か遠くにいる風紀委員の姿を眺めながら呟く。




「なら大人しく降伏しろと言うのか」

「誰もそんなこと言ってないけどさ」

「ならば行くぞ。俺の計算では5秒の間にあちらに行けば無事なはずだ」

「はーい(面白そうだからいいけど)」
































遅刻組の執念!



(遅刻者2名発見)

(あ、普通にバレたよ)

(なぬっ?!)

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