道、分かつとも

□いよいよ本番
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幸「セイブーン劇団って何ですか!?」

官「西軍だといろいろ不味いだろ…ほら始まるから静かにしろ」



三「ここはミツナリン王国、ある日ミツナリン王国の魔女が鏡に向かってこういいました」

半「(何だよ、ミツナリン王国って…)鏡よ、鏡よ、鏡さん。世界で一番美しいのはだぁれ??」

左「それは…三「俺だ…」


客A「今、ナレーターが俺だ…って言わなかった!?」


左「コホン…それは白雪姫です」


半「Σ何ですって!!許さないわよ!!ちょっと、マーサノーリー」

正「お呼びですかー半べ…ドカ

半「本名出してんじゃねぇよ(ボソッ…白雪姫を殺してちょうだい!!」

正「うっしゃ!!任せろ」


三「こうして魔女は白雪姫を殺すことにしました…本当に殺してしまえばいいのに(ボソッ

客B「今本当に殺してしまえばいいのにとか言ったぞ…」





三「その頃白雪姫は森の中を歩いていました」

清「私はいつも家の掃除ばかり、私もお城の舞踏会に行きたいわ」

三「愚か者、それはシンデレラだ!」


客A「ちょっと今、ナレーターがツッコミを入れたわよ!」

正「そこのお嬢さん、わりぃがお命頂戴するぜ!やっぱこんなきれいな人を殺すことなんて出来なーい!白雪姫早く逃げるんだー(棒読み)」


客B「棒読みかよ」

三「白雪姫は急いで逃げました」






清「まぁ、こんな所に家があるわ!すこし休みましょう」



三「白雪姫は眠ってしまいました」



さて、ここで官兵衛の一人芝居



官「何だこの女は」

官「きれいな人だな(ハスキーボイス)」

官「寝ているみたいだよ〜(裏声)」

三「プハッ…」

清「ブヘヘヘヘ…」


客B「今ナレーターが吹き出したぞ」

客A「寝ている白雪姫も笑ってるし…てかあの小人一人でしてるよ」

すると舞台裏から五月蝿い笑い声が聞こえてきた


半「ギャァハハハッ!!官兵衛殿が、寝ているみたいだよ〜だって、笑いすぎて腹痛い…誰か助けて

客A「舞台裏うるせーよ」
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