道、分かつとも
□日曜日は切なくなる
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『たたったったたん
たたったったたん
たたったったたんたん♪♪』
三「……」
『大きな空眺めたら〜白い雲が飛んでk…ドカッ
三「日曜日の朝からサザエさんのEDを歌うな切なくなるだろうがァァア」
日曜日の朝からサザエさんのEDを三成の部屋で熱唱していた咲弥
『…った〜いきなり何すんのさ』
三「その曲を聞くと日曜日が終わったかのように聞こえるのだ」
……………
『三兄…サザエさん症候群だね』
三「サザエさん症候群…?何だそれは」
『サザエさんが終わると“日曜日も終わったな〜”って切なくなることをサザエさん症候群って言うんだよ?まさにそのまんま…』
三「…この病は治るのか?」
『(サザエさんが)終わればね…?』
三「(生命が)終わるまで治らないのか!?」
『うん!』
三「うわぁぁぁあ!!左近!!!」
走ってどっか行った
『ちょ…三兄』
部屋にひとり残された咲弥
唖然と立っていると清正が来た
清「咲弥、こんなとこで何してんだ?」
『あ…清兄』
清「今、三成が半泣きで走ってどっか行ったが…お前…何かしたか…?」
『まさか…自分はただ三兄にサザエさん症候群を教えただけだよ?』
清「じゃ…なんで半泣きだったんだよ」
『知らんし』
清「…ιιι」
その後三成の半泣きは城中に知れ渡った為、三成の機嫌が悪く左近に八つ当たりすることは言うまでもない
END