道、分かつとも
□三成誘拐事件
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秀吉はんへ
大阪城のイケメン武将(石田三成)はうちが頂きますえ
返して欲しけりゃ、10万両準備しろや…
……………
秀「三成が何者かに浚われたんさ…」
『へぇ…あの性格悪い奴が浚われるなんて信じがたいですね…?』
官「イケメン武将だから浚われたんだ」
清「兎に角俺たちに任せてください!三成は必ず助けますんで!」
兼「ちょっと待った!三成を助けるのは私と幸村の役目だ!貴様等は引っ込んでもらおうか!」
左「何で兼続と幸村がいんですかね…」
正「お前ら自分の城はどうしたんだコラァァァア」
幸「城のことより三成殿が大事です!」
半「だから何?こっちだって三成は大事な仲間だっての!」
清「悪いが三成は俺たち豊臣軍が捜すからお前らは帰れ馬鹿」
兼「いや、私が!」
清「いや、俺が!!」
私だ…
俺だ…
幸「ではどちらが先に三成殿を助けるか勝負です!もし私たちが勝ったら三成殿は私たちの城に連れていきますからね」
『人で争うなよ…ダメに決まってんだろ…ねぇ…清兄ぃ?』
清「いいぜ…」
『ちょっとォォォオ!!何言ってんの清兄!!もし負けたらどうすんの!』
清「勝てるさ、人数もこっちが圧倒的に有利だし!」
『そっか!』
幸「くのいちと甲斐殿と慶次殿とお館様にも手伝ってもらいましょう!」
兼「ふむ、ならば私は謙信公と綾御前様を呼ぶとしよう!」
幸「兼続殿急ぎみんなを呼んで来ましょう!」
兼「では、明日三成救出戦を行う!」
そう言って二人は大阪城を後にした
……………
『どうすんの…』
半「むこうは兼続、幸村、くのいち、甲斐姫、慶次、信玄、謙信に綾御前の8人だよ」
それに対して豊臣軍は清正、正則、左近、咲弥、半兵衛、官兵衛の6人
左「勝てますかね…清正さん」
清「大丈夫だ!作戦を立てるぞ」