『ピック』
朝は明るいから少し目が眩む あとちょっと眠るから時計は止めておいた
同じ夢ばかりが僕を駆り立てる 目が覚めて気を紛らわすために出かけた
一切の感情を無くしてみるけれど
消えないね 君の声が聞こえるよ
君がくれたたくさんの思い出は残り
君がいなきゃそんなもの何の意味もない
見えるように手を高く上げてみるけれど
空は青く僕だけを照らしてはくれない
赤い靴を鳴らして歩く君が少しずつ大人になってゆく
距離をとりながら歩く僕はすぐに足音を見失った
一切の感覚を澄ましてみるけれど
聞こえない 耳鳴りがやまなくなって
君がくれたたくさんの思い出は残り
君がいなきゃそんなもの何の意味もない
見えるように手を高く上げてみるけれど
空は青く僕だけを照らしてはくれない
I break it and pick it up again and gather you.