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□負けた代償(ｽﾊﾟｲﾗﾙ〜推理の絆〜)
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あいつとだけは絶対組みたくなかった…
あいつにだけは負けたくなかったのに…
だってあいつは香介を…
賭けに負けたあたしはあいつに手を貸すことになった
頼りにしている
あいつはそう言ってあの場を去った
あれから２週間…
「なんの連絡もないじゃないか」
プルルルー プルルルー
「はい」
<リョウコ>
「あんたか｡なんだ？用件はコンパクトにまとめて」
<会いたい>
｢はぁ？コンパクトすぎて意味不明だよ
｣
<今後について話したいと思ってな 今から会えないか？>
そういう事か
負けた都合嫌とは言えず
「わかった。ああ。４時だな？じゃぁ」
「誰からだ？」
「ラザフォード。今後の作戦について今から話してくる」
「ん〜まラザフォードなら心配ないか」
「なんの心配だよ」
「まぁ俺も今から出るから送ってくよ」
「ありがと」
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