創作
□硬派な優しさ(3分間の魔法)
1ページ/7ページ
ある晴れた日の午後
「もぅ!!なんで言うこと聞かないないのよぅ!!!チロが話せたらいいのに…」
(フン俺様は硬派なんだその辺の犬と一緒にされちゃぁ困るってもんさ!!いい加減俺様の言ってる事ぐらい理解しろってんだ)
《おやおや》
上空からそれを見ている怪しげな青年
(!)
犬は怪しい気配を感じとった
「ん?チロ?どうかしたの?」
(何かいやがる…おそらく…いや…確実に人間じゃねぇ…)
「お〜いチロ?大丈?お散歩疲れちゃった?」
(どうする…?逃げるか…?…否駄目だ!!サチが一緒じゃたかが知れてる…)
《なかなか鋭いワンちゃんですね》
青年は微笑みながら静かに地上へと舞い降りた
.