創作

□大好きご主人さま(3分間の魔法)
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《誰か来た…》




チリンチリーン




(こんにちわぁ〜)


「いらっしゃいま…おや、珍しいお客様だね。」

《喫茶カノンへようこそ。当店がどのような店かご存じですか?》



今回のお客様はハムスターだ。




(うん。僕ね、どうしてもご主人さまとお話したいの)


《いいのかい?ここに来れるぐらいだから君は…》


(だからご主人さまにちゃんとお話したいんだ)




喫茶カノンは
ごく普通の喫茶店。




《わかりました。じゃぁ今度君のご主人連れておいで^^》


(うん。あ!!今日は帰るね!!ご主人さま心配するから)


《気を付けてね》



ただ…

とても強い思いを
持った者の前には

姿を変えて現れる…

不思議な不思議な喫茶店として








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