短編

□気になどしない
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『宿主への贈り物、決めてやったぜェ。』


何もいらないんだって…。


『俺様が、側に居てやるよ。最高のプレゼントだろ?感謝しなァ!』


「あ、そう…。」


少し呆れてドアを開けた。


「机の上にあるもの持っていっていいから。……あと、…ありがと…。」


『お、おう。』


ったく。

僕の誕生日なんて…。

僕より…。


「ハッピーバースデー…バクラ。」


僕の心の籠ったお前の人形、ケチ付けたら許さないから。

きっと今頃、僕の作ったバクラ人形がモデルに似た憎たらしい顔で笑ってるに違いない。








〜あとがき〜
2010年9月の間の期間限定フリーです。
何故獏良がツンデレになってしまうのか不思議で仕方がない今日この頃(笑
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