短編2
□骨塚君のハッピーハロウィン
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骨塚君のハッピーハロウィン
ざわ…ざわ…
「あ、あれ…、ゴースト骨塚じゃ…。」
「おい…、骨塚だ…。」
オレの名はゴースト骨塚…。
街を歩けば人が震え上がる恐怖のデュエリストだゾォ!
…と言いたいが、オレだって自分の実力くらい知ってる。
デュエリストとして一応名は知れてるけど、決闘が異常に強いとかじゃない。
「ひゃ〜…やっぱブキミー…。」
「マジで生きてんのかよ…。」
「呪われそ〜…。」
そう、どっちかと云うとこの見た目で有名になったようなもんなんだゾー…。
オレが街に繰り出していることは少ない。
暗くてじめじめしたところの方が好きだから。