それでも君を愛してる! ディーノsaid.
□Duemilaotto Agosto 24 (lunedi)
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「骸……?!」
「大丈夫だよ、もう終わったから」
「恭弥…っお前なんで…」
「綱吉を取り返しに来たに決まってるでしょ」
な、んだ
オレ、出遅れた感があるんだけど
そんなこと想ってたらツナをかかえた恭弥が横を擦り抜ける
「ちょ…っ」
「僕は城に戻るよ…骸は君の恋人だろう?」
「な…、この状況を説明しろよ!!」
「そんなの、僕だって知らないよ」
「この死体は!」
「ヴァリアーに任せれば良いでしょ」
「〜〜〜っ」
あぁもう、とりあえずこんなところに骸を置いておけないし
ぐったりしてるその身体を抱きかかえる
「こんなに、軽かったっけ?」
きっと、朝飯も何も食べてない
戻ったら、腹いっぱい飯食わせてやろうか
まぁ、目が覚めるまでに好きなもんいっぱい用意してやろう
「……頑張ったな、骸」
きっともう、こいつが苦しむことは無いだろう