「らいとくんらいとくん」

「何だよ」

「聞いてください私の話」

「何の話?キラのことなら今はやだよ」

「違いますよ!私のすきな人についてです!」(どや)

「聞きたくないし興味ない。」

「非道いですよ!何故ですか!?」(ガビチョーン)

「どうせ僕の話だろ」

「なんと自過剰なっ」

「違うの?」

「大当たりです。流石に私のheartを盗んだだけはありますね」

「無駄に発音いいのがむかつくな」

「てへぺろです。では早速ですが、らいとくんはかわいいです」

「お前、僕の話聞いてた?」

「あと、綺麗でもあるんですよね。私にべた惚れですし」

「それこそ自過剰だろ」

「そんなに意地にならなくても、ちゃんと分かってますよ♪」

「お前、僕の話聞いてた?」(再)

「ところで私はいつ夜神さんに挨拶に行けばよいのでしょうか?」

「辞職の挨拶?」

「いえ結婚の」(真顔即答)

「松田さーん、今すぐ熱い紅茶を竜崎のゆるゆるな頭にぶっかけて下さーい」

「幸いなことに松田は今日は悪阻でお休みです」

「松田…つくづく使えない奴だな」(ぼそり)

「らいとくんらいとくん」

「なに」

「あいしてます!」

「僕の方が愛してるよ?」

「え?」

「いや、だから、僕の方が愛してるよ?」

「あぱっ!私の方があいしてますよ!」

「しつこいなあ」

「というか、遂にですね!ワタリ、ウェディングプランを!」

「僕の方が僕のことを愛してるよ」

「さあ、らいとくん誓いのキッスを!今ここで!」

「つっこめよ!」

「知ったこっちゃないです!キッス!」

「ばかたれ!」

「私はキッスがしたかったんです!」

「僕はハグのがすきだ!」

「じゃあハグで」

「ばかたれ!」

「今何時ですか?」

「1時…38分かな?」

「寝ましょうか」

「そうだね」

「さ、定位置に着いて下さい」

「ん」

「おやすみなさい」(ぎゅ)

「ん、おやすみ」(ちゅ)

二人にしか分からないリズム




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