ヘタリア
□菊と桜の日
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「よかった…開いてる。」
僕はある店の前で止まった
「こんにちはー
…あ、バッシュ君!」
「イヴァン…珍しいな。
お前がここに来るとは…」
僕が立ち寄ったのはスイスの服屋。
菊君が欲しがっていたマフラーを買いに来たんだ。
「僕はマフラーを買いに来たんだよ。
明日は、菊君の誕生日だから。」
「我輩はリヒテンシュタインのマフラーを買いに来たのだ。
しかし何故スイスなのだ?」
「前に1度この店に来たことがあるんだけど、綺麗な色のマフラーがたくさん揃ってるから。」
「ならば、この色はどうだ?菊に似合うと思うが。」
そう言ってバッシュ君が僕に見せたのは真っ白なマフラーだった。
「こんなに綺麗なマフラー初めて見た…
菊君に一番似合う色だ。」
「これにするであるか?」
「うん!
ありがとう、バッシュ君!」
僕はバッシュ君にお礼を言って、マフラーの会計を済ませ店を後にした。