捧げもの
□会いたくて
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「烈殿!四番隊はよろしいのですか!?」
「はい。有給を取らせていただきましたので。」
「あ、有給届けだ」
「む」
「っていうか隊長が簡単に現世に来て大丈夫なんですか…?」
「限定封印しておりますので問題ありませんよ」
一護の部屋にて、烈殿をベッドに座らせる
「いつから居たんスか!」
「2、3時間程前からです。ご家族にルキアさんのことを伺いましたら、ご自宅で待たせてくださいまして。何もしないで待つのも申し訳ないのでご夕食の準備をさせていただいたんです」
事細かく説明をしてくれて、みんな納得したようで頷いた
「ルキアさん、なかなか瀞霊廷へ帰ってきてくださいませんので」
会いに来ちゃいました
と、ニコリと微笑んだ
…可愛い
「朽木さん愛されてるねー!」
井上がなんか嬉しそう
「う、うむ」
なんだか照れ臭く、ポリポリと頬を掻いた
「な、なんだ…このほのぼのとした空気は…」
「間違いなく朽木さんと卯ノ花さんが醸し出してるね…」
私は烈殿の隣で烈殿を見つめ、烈殿は私を見つめ
「ルキアさん…」
「烈殿…」
あと少しで唇が重なるというところで
「他行ってやれや!!」
一護に家からペイッと出されてしまった…
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