novel

□cherry blossom
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最後の時??










認めぬ








私より先に逝くなど。








まだ私たちは始まったばかり。








まだ早い











早すぎる。







『…すみません。』


苦笑いをして謝る緋真は、今にでも消えてしまいそうだった。








─────ふわり…








『…白哉様?』





消えてしまいそうな緋真をしっかりと、離さないように抱き締めた。










逝ってくれるな





桜の花びらのように儚く







消えてくれるな






私の隣から









『白哉様はお優しいのですね…本当に。』







『…優しくなどない…欲張りなのだ…私は。』
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