novel
□SWEETIE
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「白哉様。緋真でございます。お入りしてもよろしいですか?」
「緋真か・・・入れ」
「失礼致します、黒崎さんがお見えになっているのでお知らせに参りました。」
向こうの方からかすかに聞こえる声に耳を傾けつつ、白哉は少し考えてこういった。
「ほっておくか。どのみちルキアの笑い声が聞こえてきた時点で、私たちは立ち入れないだろうな」
「そうですね、せっかくの時間なのですもの、二人っきりにしてあげなければかわいそうですからね」
二人は顔を見合わせて笑っていた。
しばらくして緋真は朝、白哉が何か言いかけていたのを思い出しルキアと一護がこなそうだということを確認してから聞いてみることにした
「白哉様、あの今朝私に言いかけていたことはなんだったのですか??」
「ああ、あれか気にするな。」
「・・・そんなっ緋真は気になります!!!教えて下さいませんか?」
「・・・一度しか言わぬぞ」
そういうと白哉は緋真の耳元で
「お前は今、私と共にいて幸せか?」とささやいた