○NARUTO夢○

□新しい生活
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『ねぇカカシ』



「んー?」
















「お」



ぎゅうー




「なに、どしたの」








名前の部屋でまったりくつろいでいる時に、


突然抱きついてきた自分の恋人に驚きながらも


カカシは嬉しそうにほほ笑んだ。






『……なんでもない』



「…?」






名前はカカシの胸に顔をうずめたまま小さく呟いた。








「なんでもないことないでしょ?



 どうしたの」






カカシは優しく名前を抱きしめながら、頭を撫でた。







『…カカシ、あたしに黙ってること



 …ない?』



「………」




名前の頭を撫でるカカシの手が止まる




『あるんでしょ…?』


「なんでそんなこと…」




名前は顔を上げた






『…ナルトに聞いたの』



「あいつ…」





カカシは小さくため息をついて名前から目を逸らす






『…っ…本当なの…?』



「黙っとけって言ったのに…

 ナルトのやつ」


『本当なの!?』


「ん〜…まあ、ね」




自分の腕の中で泣きそうな顔になっている名前に


カカシは苦笑いを浮かべた。





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