○NARUTO夢○
□春
2ページ/7ページ
数日後の午後1時
カカシは指定された場所にやってきた。
そこには食べ物や飲み物を手に、10人ほどが集まっていた。
(買い出しは先に済ませたのね…)
「あれ、今日は時間通りですね、カカシさん」
「あのねぇ。オレだって
いつもいつも遅刻するわけじゃないよ?イルカ先生」
近づいてくるカカシの姿を見つけて、真っ先に声をかけたイルカに
カカシはいつものように気の抜けた様子で答えた。
そこへ名前が駆け寄る。
『ほんとに来てくれたんですね!!
あとはアンコさんが来たら出発しましょ!』
――嬉しそうに言ってくれちゃって。
オレも相当、惚れてんなぁ
・・でも気分があんまり乗らないのは、
やっぱりこういう雰囲気が苦手だからか・・
少ししてアンコが合流し、一行は小高い丘の上にある
木ノ葉随一の桜の名所へと向かった。
.