○NARUTO夢○

□もうひとつの記念日
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「バーカ。


 なんだよそれ」





オレがでこぴんをしながら言うと、


『痛い!』と言っておでこをさすりながら、名前は恥ずかしさで赤くなった顔を上げた。





「あのな



 どうもしなくていいから。



 
 まーオレもなんか急いでたとこあったしな…。


 だんだん慣れてってくれればいい。」



『…待ってくれるの?』




少し安心した様子の名前。



…なんか、お預け食らったワン公な気分だぜおい。


ま、いっか。






「おう。


 でも、なるべく早く慣れろよ?」





名前の手を取って


そっと繋ぐ






「オレだって、



 いつまで我慢できっか自信ねぇからよ。」






にやりとして言ってやれば、


ますます赤くなる名前。





そんな顔されたら、無理やりにでも抱きしめてやりたいけど



まぁ今は我慢するよ。







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