しょーと*

□真っ赤のち真っ青
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「なんて顔してんだよ。」



『私どんな顔してる?』



「………銀さんが好きすぎて
死にそーって顔してる。」



『何それ。それは絶対ありえない、
てか全力でありえないよね。
むしろ銀ちゃんなんて今すっごい
酷い顔してるよ。』



「全力っておま…てか俺が酷い顔って、
軽く傷つくぞコノヤロー。」



『だって顔と鼻がありえない位まっかっか。
…………あぁ、そっか。
死にそうとかじゃなくて照れてるんだね!
銀時かーわーいーいー』



「てっ照れてねぇし!!むしろものくっそ
無表情で『かーわーいーいー』とか
ゆってるおまえにイラッ☆っと
しちゃったよ銀さん!」



『うっわ☆とか使わないでよ
冗談でも見てるこっちが辛いから。
☆使ってゆるされるのは
せいぜい十代までだから。』



「あ〜〜〜もうちくしょう!!
なんでこの状況でこんな会話!?普通なら
『なんでいきなりちゅーしたの?』とか
『銀ちゃんの馬鹿!はずかしいっ』とか
言ってくるもんなんじゃねぇの!?」



『え。そうなの?そんなのがいいの?
じゃあ………………。

糞天パコノヤローが。
死ね。糖尿病にでもなって
糖分禁止令出されたあと
もだえ苦しんで死ね。




「………………あの。」



『なあに?』



「いきなりちゅーしてすいませんでした
調子のってましたほんとごめんなさい!
だからそろそろその凍りついた笑顔やめてェェ!」



『え?何のこと?
私は人目も気にせず道のど真ん中で
いきなりべろちゅーされたことなんて
ぜんっぜん気にしてないよ?
ぜんっぜん。』



「笑顔なのに眼ぇ据わってるからぁぁ!!!

てゆーかな、お前も悪いんだぞ?
お前の横顔があんまりかわいいから
ちゅーしたくなっちまったんだからな!」



『知るかァァァァァ!!!』






真っ赤のち真っ青

恋する銀色のほっぺの色!



『次やったらコロスよ?』

「よし分かった。
次は触れるだけのちゅーで我慢する。」

『全然分かってないことがよく分かった。』






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会話文オンリーに挑戦してみたら
とんでもなくくだらない内容に(^o^)笑





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