♯晴空♯

□privilege
1ページ/5ページ


時は放課後。部活も早めに終わった今日は、彼女(彼氏?)の蛭魔さんと一緒に帰ろうかと思っていた・・・・・・・・・のだけれど。


「ねえ、蛭魔君。」

「あぁ゛?何だ糞マネ。」

「・・・部活終わったら、話があるの。だから部室に残ってもらえる?」


その時、蛭魔さんが、こっちに視線を走らせた。

僕は一応笑顔を向けた。


「別にいいぞ。」


その後、モン太とかえるフリをした。

実は部室の外で、聞き耳を立てて、会話を聞いた。

もちろん蛭魔さんにはバレないように。


「あのね、蛭魔君。」

「早くしろ、糞マネ。」

「私、蛭魔君の事・・・好きなの。」

「・・・は?」

「付き合って下さい。」

「無理。俺、恋人居るから。」

「・・・そ、そっか。分かったわ。ありがとう。」








→NEXT
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ