駄文

□第一章 “幻想の始まり”
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「−−−−だけどな、神様。俺はそれでも猫を救った。いや猫だけじゃない、例えそれが知らない人だろうと、例えそれが知らない子供だろうと、そしてそれがこの世で最も憎い相手だろうと、俺は絶対に他者の命を選ぶ、偽善者と呼ばれようと、自己犠牲と罵倒されようと、絶対にだ。ハハッだってそうだろ?それが俺“八神熾輝”の生き様さ。
俺は“八神熾輝”を誇りに思う、

俺は“八神熾輝”を産んでくれた母を誇りに思う、

俺は“八神熾輝”に夢をくれた父を誇りに思う、

だからこそ、だからこそ!!俺は救う!!他者の命を無視して自分の命を救うなんて、それは俺を……俺たる“八神熾輝”を否定することだ!!だから俺は自分を……今の俺を産んでくれた時間を、思いを、魂を守る!!それが八神流武術師範代八神熾朗とその妻八神美癒輝の息子……八神熾輝だ!!」
『−−−−クッ、クク、アハハハハハハハ、天晴れ、天晴れじゃ!!主の思い、誇り、そしてその魂……気に入った!!その魂に敬意を評し儂の本当の姿を見せてやろう!!』
パァッ

「ッ眩し!?−−−−−ふぅ、いったいなんな……ん……だ。」
『フム、この姿を人間に見せるのは久しぶりじゃな。』



「−−−−−は?」
『ん?』
「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!??????????」 終了
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