駄文
□外伝 “幻想と理想郷”
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「は〜、本当に、無茶苦茶癒される〜、まさに猫様々だな。」
『本当にお主は猫が好きなんじゃな……、何故そんなに猫が好きなんじゃ?』
「ん〜、わからん、けどなんか見ているとこう、心が安らぐというか、暖まるというか、まあそんな感じになるんだ。小5のころなんて猫が運命の相手なんじゃないかって本気で思うくらいだったし……。」
あの時はすごかった……主に羞恥的な意味で。
『ま、またそれは難儀な……猫の他に好きな動物はおるのか?』
「狐だな、とは言っても好きになった理由は九尾の妖狐について書かれた本何だけど。」
『九尾……玉藻の事か?と言うことはお主は玉藻が自分の子供が殺されたために京を襲ったと言う事を信じるのか?』
「ああ、そうだよ。元々人間なんて存在は星にとって害でしかないんだよ。吸血鬼や妖怪は星にある自然を傷付けたりしないだろう?でも人間は違う、無駄に森林を伐採し、無駄に人工物をつくり、挙げ句の果てには今頃温暖化だなんだと焦る始末。俺も人間だけど、はっきり言って最低な存在だな。まあ、そうじゃない奴も極少数いるから人間は星に見放されないでいるんだろうけどな。」
俺もその極少数の内に入っていればいいけど……。
『お主は大丈夫じゃろう、食べ物にもちゃんと感謝し、草花には水をやっていたようじゃしな。』
「とは言っても、暇だからやってただけなんだけど……。」
『それでも、じゃよ。やることに意義があるんじゃからな。やらないよりましじゃ。』
それもそうか……、読者のみんなも何か目についたらやろうな!!
『メタな発言をするな!!』
終われ!!