駄文

□第二章 “幻想の選択”
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−−−ある開けた野面にて−−−

ブンッ ブンッ ブンッ
「997ッ、998ッ、999ッ、1000ッ!!っと、フゥ、素振り1000本終了っと。」
ん?俺に何か用か?何?俺が誰かって?俺は八神熾輝だよ。なんで素振りしてるかって?まあ話すと長くなるんだけどな…………


−−−数日前


「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?????お、女!?ちょッ、えッマジでか!?」
『どうした、いきなり大声を出して、五月蠅いだろう。』
「あっ、ああ、すまん……じゃなくてだな!!ええと、マジで女か?」
『ん?なんじゃ、お主は儂が女以外の者に見えるのか?』
「いや女にしか見えないけど……ボソッ(と言うかメチャクチャ綺麗だな。)」
『フフ、ありがとう』
「ッ!?/////」
クッ、これが大人の……いや神様の余裕と言うやつか……、まあそれは置いといて、さて、ここで彼女の余裕を説明しよう。
まず髪の毛。
この白い空間では目立たない筈がその存在感を発揮している白い……いや白銀の地にまで届きそうな超ロングで、艶やかでその一筋一筋が絹のようで、しかしその凛とした姿のように真っ直ぐな髪。
背丈は約160p後半で俺よりも低いがその凛とした姿ゆえか、それとも威厳か、俺の方が小さく感じる。痩せていて手足を見るかぎり筋肉がないと言う訳ではないようだ。
顔は黄金比……だったっけ?まるでどこかの御伽話に出てきそうなバランスがよく綺麗な顔立ちをしている。
そして眼。
幻想的と言うのはこういうのを言うのではないか?三原色である赤、青、黄が交わらず、それでいて違和感なく存在し、それは全てを見据えているようで、だけど全てを包み込むような暖かい光が宿っている。
うん、もうはっきり言おう。………………メチャクチャ綺麗です。もうなんでしょう無駄に着飾った言葉を言えば逆に失礼に思えてくるような、それ程綺麗です。『ウッ、ウム///誉めてくれるのは嬉しいのじゃが、恥ずかしくないのか?と言うより儂が恥ずかしいのじゃが///』
「何を言うんです!!綺麗なものを綺麗だと言って何が悪いんですか!!と言うかその恥じらった顔で上目使いをしないで下さい!!理性がッ!!理性がぁッ!!」

−−−−−キャラ修復中−−−−−


『フム、では本題に入ろうかのう。』
「ええ、そうですね。」
『では、急じゃがお主に選択肢を与える。』
「選択肢?」
『うむ、一つはこのまま閻魔の所に行って転生の輪に加わる。
二つ目は本当は駄目なんじゃがこのままここ“神の箱庭”で暮らす。
そして三つ目は……色々な世界に行きお主の“道”を貫く。
さて、どれにする?』
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