ほか

□御幸くんといっしょ。
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「なまえ」
「ん?あ、御幸じゃん」
「今から部活?」
「うん。練習試合」

テニス部である私のユニフォーム姿をじろじろ見るとふぅん、と一言。

「そんじゃ後で見に行くわ」
「え、来なくていいよ」
「いやいや、見に行かない訳にはいかないっしょ」
「は?」
「なまえのナマ足拝むチャンスじゃん?走る度に揺れるスコートがまた良い」
「……御幸、キモい」

(ナマ足)



「なまえ」
「げ、御幸じゃん」
「試合お疲れ」
「あ、ありがとう」
「なぁ」
「何?」
「提案があるんだけど。もっとスコート短くして」
「いや。てかそれ提案じゃなくてお願いじゃん」
「もう少し短い方が男心を駆り立てるっていうか、見えるか見えないかの絶妙な丈が男の妄想を膨らませるってわけ。分かる?」
「…理解出来ないし、これ以上短くしてどうするの」

(スコート丈論)



○月×日
なまえが壁に寄りかかって椅子の上で体育座りしてる。
スカートを押さえてるけど、この角度からはパンツが丸見え。

「今日のパンツはピンクの水玉模様、と」
「御幸、何してるの?」
「なまえ観察日記を…って、え?」
「うわ、何この内容!いっぺん死ね!」
「ちょ、蹴るの反則。パンツ見えてる」
「何処見てんだこの変態エロ眼鏡!」

(観察日記)



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