DREAM×LONG utpr
□1、はじまり
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ロングだった髪の毛もなくなり軽くなった頭で寮から出て行った。
まあ、ロングだったのもマミーから髪の毛だけは女の子らしくしなさい!と言われたからであってホントは坊主にしたかったんだけどさ。
まあ、流石にアイドルとしてそれはいけないのかな、と思ってやめたけど。
ちなみに男子寮な。
一応女だからと言って一人部屋にしてくれた。一応な。
つか春なのに糞あっつい
今日から学校で糞わくわくしてるけど。
そう、今日から学校生活が始まろうとしている。
あたしは絶対アイドルになる。
つか今日鏡で改めて男装したあたし、、、俺を見たんだけどさ。
あたしじゃなくて、俺か。おっし秒で慣れたわ。
女口調でいつもしゃべってねーから男口調とか余裕のよっちゃんだし。
ああ、そうじゃなくって、鏡の話な。
俺、男として生まれたほうがよかったんじゃねーかってぐらいイケメンだった。
絶対ばれない自信がある。
やっぱ俺絶対性別ミスったわ。
神様つけるモン間違えたんじゃね?
棒とボールつけてくれりゃあよかったのに。
ごめん、悪いけど下ネタ自負する気はさらさらない。
つか、入学式の時の学園長マジヤバかったな、人間じゃなかったわ、なんて考えながら学校につき教室に入る。
まず思ったこと。
顔のレベルまじ高杉
「おら、座れー」
ぼーっと座ってると先生がドアから入ってきた。
「Sクラスの担任、日向龍也だ。」
そういや俺なんでSクラスなんだ、別に才能とかねーのに。キセキだろこれ。
日向先生の話を右から左に聞き流す〜〜〜
「じゃあ、自己紹介しろ。端から順番にな」
まじか、なんも考えなかったわそこらへん。
自己紹介と歌や楽器演奏、得意なことを披露するらしい。
うっわ、俺何歌おう。有名な奴とかでいいのかな。
まあ、知ってる曲歌ってるやつ居るし。そうしよ。
空手披露してる(謎の日向先生の乱入)男の子、絶対俺と同じ身長だわ、あとで話しかけよ。
つか今気づいたんだけど隣の奴神宮司家の御曹司かよまじかよお金持ちジャン。
かっこいいけどあれだ、種類が花●君みたい。
hayatoの双子もいるし。つかスゲー似てるわ。雰囲気一緒じゃね?つか本人だろ絶対。hayatoの本性見たって感じ。
入学してきたってことはなんか意味がありそうだよな。
まあ、仲良くなれば突っ込んでみるか。
つかすげーなこのクラス。
曲とか歌とかもレベルが高い。なんで俺個々のクラスになったのまじ。
ってかこの大人気で倍率やばいこの学校に入れたってだけでキセキだわ。
合格したとき思わず奇声発して周りにじろじろみられたかんね?まじで。
「おーい、お前が最後だぞ」
いろいろ突っ込んでいたらとっくに俺の番が回ってきた。
『アイドルコースの雨音悠紀です。得意な楽器はピアノです。他の得意なことと言えば、、、まあしいて言えばものまねです。』
女の子の反応が顔を赤くさせたりしていた。
「ものまねってお前、、、とりあえず一応やってみろ」
『じゃあ、友達に絶対初対面の人の前でやるなって言われたものまねやります。
あ、先生。』
「なんだ?」
『下ネタありっすか?』
言った瞬間隣で神宮司財閥の御曹司が噴き出しやがった。
それが周りの奴らに伝染していく。
やっべ、俺ぜってぇ印象最悪だろwwwwクソワロwwwwボッチ決定wwww
「、、、とりあえずピアノ弾け。ものまねはやらんでいい」
『わっかりました』