長文部屋
□時の魔法
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「十代目ェェェーーー!!!」
嵐の守護者、獄寺隼人がそう叫びながら駆け込んだ先は、
ーーーツンドラ地帯でした。
「行く」「ダメだ」「行かせて」「ダメだ」「行くったら行く」「ダメだ」……
そんな押し問答を繰り返す、ボスと家庭教師ー
言うまでもなく、綱吉とリボーンである。
殺気を撒き散らしているため、二人の周りは一般人が一発KOを喰らいそうなほど冷め切っていた。
…いや、幾多の修羅場をくくり抜けて来た獄寺でさえ、寒気を感じるのだ。
一体どれだけの人間がこの場で気を失わないでいられるだろうか。
「あのー「行くって言ってるでしょー」「ダメだって言っているだろ、このダメツナ!!!」
そう言ってパコーンと綱吉の頭をレオン(ハンマー)で殴るリボーン。
クリティカルヒットを喰らい、少々よろける綱吉。
それでも負けるかっとリボーンを睨み返すボンゴレX世。
心なしか死ぬ気の炎が見えるようなー
「上等じゃねぇーか」「今日と言う今日こそ負けない」
方や愛銃、方やグローブを取り出し、後はタイミングだけでバトルスタート♡な状態……
って、おい バトルスタート♡なんて呑気に思っていていいのかよ。
ーと、二人のあまりの恐ろしさに固まっていた獄寺が慌てて叫んだ。
「ちょっと待っててぐおりゃぁ!!!」
獄寺の叫びが発端に二人が攻撃を開始した。
…運悪く、巻き込まれてしまった獄寺。
さぁ、一体どうなるんでしょうね。
…今日も危険なボンゴレボスの執務室から実況中継をお届けしました。
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気分で実況中継にしたw
特に意味はない←
成長したツナvsリボはとても怖いと思う