青空ラバー

□shoot1
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1年7組-----

そこは、問題児のいるクラス。
湘北1と言ってもいい程のスーパー問題児、桜木花道。
赤頭に188cmという厳つい体格を前にして、女子はもちろん男子でも距離をおく者は多い。



赤木晴子と水嶋愛以外は。














「おはよー花道、洋平。」

「おー愛。はよ。」

「なんか変な感じー。洋平達と同じ学校、しかも同じクラスなんてね。」

「そりゃこっちのセリフだ。知り合って..もう2年くらいか?
まだお互い若かったなぁ。」

「あはははは!今も若いから。
あの頃はお世話様でした。」


愛と桜木軍団の面々は中学の頃に知り合った友達同士。
高校で運命的に再会したのだ。


「...てかさ、花道どうしたの...なんか暗くない?」

「.....あー、まぁ、フラれたんだわ。赤木晴子ちゃんって女の子に。」

「赤木....?へぇ、結構落ち込んでるね....;;」


机に突っ伏して動かない花道に苦笑する。


「何でも、"ルカワ"って奴に片思い中らしくってな。富ヶ丘っつってたから愛と同じ中学じゃねぇんか?」

「...うん、一緒。知ってるよー流川楓。」








「........ル カ ワ...........」











むくっと起き上がった花道の眼は、鋭く光っていた。



(あーあ、楓ったら。花道に敵対視されちゃってるよ。)













昔知り合った友達。
彼らはまだ知らない。




彼女と流川楓の関係を知る者は

まだ いない------------
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